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臨床・画像検査

臨床・画像検査

臨床検査

当検査室には臨床検査技師3名(1名は臨床工学技士免許も取得)が在籍しております。
当院で行っている検査について、ご紹介いたします。

臨床研究に関するお知らせ

1.検体検査
血液や尿などを調べる検査

院内では、下記項目を至急で行うことができます。

  • 脱水や水中毒などを調べる検査:ナトリウム・カリウム・クロール
  • 貧血や白血球数を調べる検査:白血球数・赤血球数
  • ヘモグロビン・血小板数・白血球分類
  • 炎症の程度を調べる検査・糖尿病を調べる検査:CRP、HbA1c

これらの検査項目は30分以内に結果報告できる体制が整っております。
機器のメンテナンスは臨床工学技士の資格を持った臨床検査技師が担当し、
日常点検・内部精度管理・試薬管理を行っております。

電解質測定装置
(常光EX-Zs)

脱水や水中毒などを調べる検査機器

自動血球分析装置
(シスメックス XS-500i)

貧血や、白血球数を調べる検査機器

CRP・HbA1c測定装置
(日本光電 CHM-4100)

炎症の程度や、糖尿病を調べる検査機器

2.生理検査
(心電図や脳波検査など患者さんのお身体を直接調べる検査)

脳波検査は年間約250〜300件実施しています。日本神経生理学会専門技術師(脳波分野1名、筋電図・神経伝導分野1名)を中心にし、質の高い検査データを提供できるよう努めております。
脳波検査

脳波検査でわかること

失神やけいれんの原因、頭部外傷の影響、意識の状態などを調べます。

何を測定しているか

脳細胞は常に活動し、微弱な電気を発生させています。この電気の流れを頭皮上から記録したものが脳波です。患者さんに電気が流れる検査ではありませんのでご安心ください。

検査方法

耳・額・頭・眼の側などにたくさんの電極をノリのようなクリームで貼り付けます。ベッドに横になって頂き、静かに眼を閉じている時の脳波と深呼吸や強い光を当てたときの脳波を記録します。疑われている病気によっては、眠気がある時や、寝ている状態の脳波記録が必要な場合もあります。

検査時間

所要時間は1時間程です。この間お手洗には行けません。

ご協力頂くこと

  • 検査前日には洗髪し、洗髪後に整髪料はつけないようお願いします。
  • トイレは検査前に済ませてください。
  • 検査終了後、クリームを拭き取りますがクリームが残ることがありますので入浴の際に洗髪をお願いします。
  • 検査後は髪が乱れたり、お化粧がとれたりしますのでご了承ください。
  • 検査前に絶食の必要はありません。

脳波計
日本光電Neurofax1200

画像検査

高速マルチスライスCTでより安全な精密検査が受けられます

当院のCT装置で最高水準の精密検査を受けていただけます

キヤノンメディカルシステムズ製
マルチスライスCTスキャナ

当院では高性能の最新型16列マルチスライスCT装置を導入しました。 この装置では、患者さんが寝台に横になるだけで、苦痛なく頭部や胸部、腹部等の断層像(輪切り画像)を鮮明に描出できます。検査は非常に簡単で、短時間ながら広範囲の撮影が行え、頭部外傷・脳出血・脳梗塞等の頭部疾患から胸部疾患、及び腹部疾患(肝・胆・膵・腎・膀胱等)に至るまで、全身の診断に活かすことができます。

最新の被ばく低減機能 『AIDR3D Enhanced』が搭載しています。
従来のCT装置と比較しても、30%程度被ばく線量の低減可能であることが実証されており、患者さんへの負担は、こうしたところからも最小限に抑えるような配慮がなされた装置です。
※詳細は、本院の医師、放射線技師にお問い合わせください。

脳梗塞

膝蓋骨骨折

腹部

千葉病院では検査時間が短く、高性能な最新の1.5テスラMRI装置を導入しました

超伝導磁石式全身用MRI装置
GEヘルスケア製SIGNA Creator

検査について

MRI検査はベッドに寝ているだけで体の向きをかえることなく、様々な断面の撮像が可能です。 造影剤なしでも血管撮像が可能です。(検査内容によっては造影剤を使用することがあります)

MRI検査による画像例

頭部高分解能撮像

頭部撮像

頭頚部血管撮像

頭部血管撮像

顔面神経画像

MRI検査について不明な点や不安なことがありましたら、お気軽に当院医師または技師にお尋ねください。