東葛南部認知症疾患医療連携協議会

9月11日、当院5階研修室にて、認知症疾患医療センター連携協議会を行いました。
例年東葛飾南部六市の地域包括支援センターや市の職員にご参加いただき、各市と八千代病院・千葉病院両センターの対応状況の報告や事例検討などをしてきた協議会も会を重ね、第10回となりました。
今回は、高齢者に関わる様々な職種の方から話を聞きたいと言う参加者からの要望もあり、船橋市千葉県運転免許センター　適性相談係・富田氏を招き、高齢者の運転について講演をしていただきました。
　昨今マスコミなどで高齢者による交通事故が大きく報道されており、免許返納が話題になっていますが、実際には65歳以上の高齢者による事故が突出して起きているわけではなく、幅広い年代で起きているという話があり、驚きました。
　運転ができないと生活に困る高齢者が多いという実態と、加齢による認知機能の低下を考えるとできるだけ自主返納していただきたいという思いとの間で富田氏も悩みながら個々のケースに丁寧に対応しておられる様子が伺え、認知症疾患医療センターとしても学ぶところが多々ありました。